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模試の判定は気にしない

模試の判定は気にしない

こんにちは。カイトゼミナール代表の中村です。

カイトゼミナールがスタートして1週間、日々の授業に力を入れており、ブログの更新が遅くなってしまっていました…

高校入試だと、5月30日に「神奈川全県模試」が行われたり、大学受験でも各社の模試が行われたりと、徐々に模擬試験が行われ始めます。模試の度に思うのが、「判定を気にしすぎる人が多い」ということです。それは生徒も保護者の方も同様です。成績がよかった場合はともかく、成績が悪かった場合は「なんでこんな悪いの!」とか、「ちゃんと勉強しているの?」などと怒られ、家庭の雰囲気が悪くなったり、モチベーションが下がったりと悪循環に陥って、さらに学力が低下する場合があります。

今回は、そのような悲劇を避けるために、「模試へのスタンス」と「模試が終わった後の対応」について述べていければと思います。(半分以上今回のブログはカイトの生徒さんの保護者の方へのお願いでもありますw)

模試へのスタンス

模試が終わると、成績が返ってきます。その時に「偏差値」やら「順位」やら「点数」といったところに目が行きがちです。しかし、受験指導をする立場からすると、正直そこはどうでもいいと思っています。特に春から夏にかけての模試については、本当にどうでもいいです。そのどうでもいいと思っている模試で一喜一憂しないでいただければと思います。

では、受験する必要がないじゃないかと思われるかもしれませんが、私は、以下の3つの理由から、模試を受けることは良いことであると考えています。
①自分の得意・不得意を可視化することができる
②①に関連して、複数回受験することで、複数回連続で正解・不正解する問題が出てくるので、複数回にわたる弱点を可視化できる。
③いつもと違う場所や他の受験生もいる緊張感のある中で問題を解く経験を積める

①②についてですが、成績表を見るときは、必ず複数回の模試を参照の上、2回以上連続で全国平均に達していないところを気にして欲しいと思います。そうすると、何回か模試を受験する中で、「飛鳥時代と奈良時代の知識が足りないな」とか、「毎回英語の長文読解まで辿り着かないな」といったところが見えてきます。また、全国の受験生ができている問題を自分が落としているといったこともわかります。一番気にするべきところはそのようなところであり、決して偏差値や順位ではないのです。

③についてですが、家や塾といった慣れた場所で問題演習をするのは、そこまで緊張はしないはずです。しかし、本番は、初めて行く会場で、見たこともないライバルと戦わなければなりません。本番にいきなりそのような経験をして面食らってしまう前に、練習である模擬試験で緊張感のある中で問題演習を積むことは、「場慣れ」するためにも重要です。

模試が終わった後の対応

模試が終わった後は、前回の模試の成績表と比較して、
・2回連続で正解・不正解だった箇所の確認
・2回連続で全国平均に達していない箇所の確認
を必ずやって欲しいです。

カイトでは、さらに、1人ひとり立てている受験戦略に照らし合わせながら、今回はこれはできなくて大丈夫、とか、ここはすでにカイトでやったところだから、徹底的に復習しようね、といったフォローアップを必ず行います。それに基づいて復習を行っていただく以外は、模試から切り替えて、通常通りのカリキュラムを粛々とこなしていただきます。

大手予備校で実施している「早大プレ」「慶大プレ」のような大学別の模試、また、神奈川県で実施している公立高校入試対策の「神奈川全県模試」のように、本番の傾向に近しい問題を出題する模試ならともかく、大学受験の大学ごとの入試問題や、中学受験の中学校ごとの入試問題は、大手の塾・予備校などの機関が作っている模試とは問題傾向が全く異なります。例えば、模試で古文と漢文が悪かったから偏差値が低いんだけど、自分が受ける大学って現代文しか出ないのに…といったことは往々にしてあります。

しかし、そのようなことを考慮せず、「偏差値」や「順位」、「点数」などにしか目が向かないと、本当にやらなければならないことに目がいかなくなり、場当たり的に「模試対策」などをやらなければならなくなったりします。

少なくともカイトゼミナールでは、(新設学部とかではない限り)過去10年分の生徒の受験校の入試問題を研究した上で、やらなければならないことといらないものを明確に分類します。その上で、「いつまでに」「何を」「どれくらい」やるかを明確にした上で徹底的に無駄を削ぎ落として受験に向けた準備をさせます。

私は大学院で研究者になるためにトレーニングを受けてきました。そのプロセスで自分が大学受験で使わなかった数学をやっておけばよかったなと思うシーンは何度もありました。しかし、それは、大学に入学できたからこそ思うことであり、受験生当時はそのようなことを考える余裕など微塵もありませんでした。ただ、「受験で合格する」という1点のみを考えたとき、与えられた条件の中で最も良い成績を出して結果を残す必要があるので、明確な戦略を立てなければなりません。そのためには、限られた時間で最高の結果を出すために、何かを切り捨てなければならない場合があるのは仕方のないことかもしれません。「全部が重要だ」ということは「全部が重要でない」といっているのと同じだと思っているので、長期的な視野を持ち、その都度その都度で異なる、勝つためにできる全てのことを粛々とやっていくしかないのです。

そのために、模試に一喜一憂するのでなく、模試を活用して、自分が本当に成し遂げなければならないものを常に見失わず進んでいけると良いと思います。

かといって、途中経過の模試で結果が出ないと不安だと思います。その時はお子さんではなく、講師や担当スタッフに(カイトだったら私に)不安な思いや不満をぶつけていただければと思います。生徒・保護者・塾の3つのアクターが協力しあって、目標達成に向けて努力できればと思います。

模試とうまく付き合って目標達成を

ここまで、模試へのスタンスと、模試が終わった後の対応について述べてきました。受験生の目標は自分の志望校に受かることであり、模試で良い結果を出すことではないはずです。目指すべきゴールを見失うことなく、やるべきことを精一杯やっていって欲しいです。また、そのための1つの道具としてもしを活用して欲しいと思います。一喜一憂する材料としてではなく、学習のパートナーの1つとして模試とうまく付き合って、目標達成の一助としてもらいたいというのが中村のスタンスです。

とまだ生徒さんを募集中です。このようなスタンスで指導を行うカイトゼミナールにご関心のある方は是非下記のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。